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交信

春の午睡は

他の季節と全然ちがう


青空を飛んでゆく

飛行機雲の 銀の音がして

向こう岸では

穏やかに家が燃えてて


なんにもなくて

なんにもなくて

頭の奥に

ほんのりと涙が溜まる


目覚めた後も

なんとなく呼び続けてる


もしもし

もしもし


わたし まだ

生きていますか?


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深夜のがらくた

真夜中に

私の中の壊れたラジオが

宇宙の電波を勝手に拾い

じりじりと音を立ててる


怒り

どこにぶつけようか

焦り

誰に話そうか


わかってもらえるはずもないけど

最後の夜に

あの子が死んだ浜辺から

拾ってきた夜光貝

左の耳にぶら下げて


あの日彼女が飲み干した

薬の瓶の群青を

右手の爪に滲ませて


ひそやかに

いつかの罪を償おう


冷めたふりして

いつまでも祈っていよう


最後の夜に

私はきっと大都会にいて

私はきっと

暮れる世界の音を聴いてる


ミチル

すっかり遅くなりました

月と踊ってましたので


彼女はさらりとそう言って

午前2時の玄関先で

靴を脱いでる間にも

深々と光を放つ


僕はたぶん

僕はたぶん 煙草を吸ってた


いっそこのまま

満ちてみればいいのに


音も聞こえなくなるくらい

満ちてみれば よかったのに

5周年

気づけばこのブログも開設5周年となりました。
読んでくださっている皆様、改めてありがとうございます。拍手やコメントがいつも励みになっています。

といいつつ、昨日は後ろ向きな詩をアップしてしまいすみません。
社会に出てまともな人間になろうと努力した結果、色々とガタがきまして、近頃は思うように詩が書けなくなってしまいました。

今後はしばらく更新ペースが落ちると思いますが、何としても書き続けられる道を探しますのでどうか待っていてください。

代わりといっては何ですが、最近は細々と別の表現活動も始めました。
そちらも近々お知らせ予定ですので良ければ遊びにいらしてください。

では、また。
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